新生ゼロワンで松永準也(29)が、〝伝説の不死鳥〟ハヤブサを連破して、株を爆上げしている。
6日の東京・板橋大会(TOKYO SQUARE in Itabashi)で行われた世界ヘビー級王座次期挑戦者決定戦で、20分を超える激闘を制しビースティング(旋回式変型ドライバー)を決め、ハヤブサから3カウントを奪った。昨年末の千葉・浦安大会「風林火山」タッグトーナメント決勝戦でも、ハヤブサをビースティングでフォールし、インターナショナルタッグ王座を手にしている。突如の覚醒には一体、何があったのか?
松永は「俺が一番、ハヤブサのことを嫌いですけど、俺と戦っている時が一番覚悟が伝わってくるし、感情が出てる」と不死鳥を評価した上で「ハヤブサと一緒に団体を盛り上げようという気持ちはない。俺が頭一つ抜けないと何も変わらない。せっかくお客さんが戻ってきて、新しいファンも来てくれているので、ガラガラの会場に戻らないように、俺がトップになります」ときっぱり。不死鳥への強烈なライバル意識が、団体をけん引する立場まで押し上げた。
さらに「最初から(ハヤブサに)勝てるとは思っていたし、その努力はしてきたつもり。何か特別変えてきたかと言えば、何もない。新しい技とかじゃなく、気持ちの問題。積み上げてきたものが出ていると思う」と。冷静に分析した。
ハヤブサからのシングル初勝利で、田中将斗の持つ世界ヘビー級王座挑戦が決定した。数々の名レスラーを輩出した名門・アニマル浜口ジムの出身で、2021年3月にゼロワンでデビュー。一度は団体を離れたが、昨年3月に再入団した。2月にはハヤブサに対戦を要求した中嶋勝彦から「オマエは誰だ?」と、屈辱の言葉も浴びせられた。
それだけに不死鳥に完勝し「この団体に戻ってきて1年、全然結果出なかった。世界ヘビーも過去2回挑戦して、両方負けた。田中将斗相手では間違いなく、厳しい試合になるけど、世界ヘビーのベルトを巻いて、俺がゼロワンを引っ張っていく」と決意も新たにした。世界王座を初戴冠して、ライバルとの差を一気に広げるつもりだ。












