侍ジャパン・岡本和真内野手(29=ブルージェイズ)の〝変化〟に古巣から太鼓判が押されている。2日から日本代表に合流し翌3日に行われた阪神との強化試合(京セラ)では、WBC本戦前最後となる実戦に出場。4打席で快音こそ響かなかったものの、スタンドは〝前巨人の主砲〟の帰還に沸いた。

 その一方で、ファンの間では岡本の「見た目の変化」が大きな話題となっている。真っ先に目を引いたのは、顔から首元まで深く日焼けした小麦色の肌とあご周りがすっきりとそぎ落とされたシャープなフェースラインだ。ここ数年の重厚なフォルムや、1月のブルージェイズ移籍会見時の柔和な表情とは一変。巨人のルーキー時代をほうふつとさせる精かんなたたずまいに、ネット上では「やせた?」「顔がシュッとしている」などと驚きの声が相次いだ。

 この急激な変化に、一部では体調を不安視する声も漏れる。前回大会のV奪還の立役者も、今や海の向こうで戦うメジャーリーガーだ。それだけに昨オフの契約交渉や新天地への適応など、環境の激変による心労が体に表れたのではないかという推察も飛び交う。

 しかし、昨季まで在籍した巨人関係者の見立ては対照的に明るい。「メジャーを見据えたオフはかなり絞っていたと聞いている」と肉体改造の成果を強調すれば、コンディション管理に詳しいチームスタッフも「(心労などの)影響はないでしょう」と断言した上でこう続ける。

「これまでとは違うスケジュールで、当然いろいろなストレスはあったはず。そういう状況でも、和真はやるべきことをおろそかにするタイプではないですから。(変化した体つきは)いい調整ができている証拠です」

 こうした指摘は、現在の岡本が心身ともに充実している何よりの証し。いよいよ6日、東京ドームで台湾とのWBC初戦を迎える。進化した〝OKAMOTO〟のバットが再び火を噴く瞬間を、日本中が待っている。