米国・WWEで名タッグチームとして活躍した「デモリッション」(アックス&スマッシュ)が、2026年度の名誉殿堂「ホール・オブ・フェイム」入りした。〝アメリカン・バッドアス〟ことWWE殿堂者のジ・アンダーテイカーが発表した。
デモリッションは1980年後半のWWEマットを席けんした。当時人気絶頂だったロード・ウォリアーズに対抗。大ヒット映画「マッドマックス」の世界観をモチーフに、顔面にペイントを施し、黒いレザーにスパイクを携えたコスチュームに身を包んで、世界タッグ王座を3度獲得した。アックス&スマッシュはタッグ王座を478日間守り続け、2016年にニュー・デイに破られるまで最長記録だった。
日本にも度々来日。90年4月の新日本プロレス、全日本プロレス、WWE(当時はWWF)の合同興行「日米レスリングサミット」東京ドーム大会ではWWF世界タッグ王者として、夢の初コンビ〝世界の人間山脈〟を結成したジャイアント馬場&アンドレ・ザ・ジャイアントの相手を務めた。
「デモリッション・アックス」ことビル・イーディー氏(78)は、日本ではマスクに星のマークをあしらった〝流星仮面〟マスクド・スーパースターとして知られる。70年代から新日本プロレスの常連外国人となって、アントニオ猪木、坂口征二、藤波辰爾らと激闘を繰り広げた。WWEの公式YouTubeの映像では、テイカーからオンラインで殿堂入りを告げられると「ありがとう、友よ。何て言っていいかわらないが、感謝している」と感激の様子だった。
「デモリッション・スマッシュ」ことバリー・ダーソウ氏(66)は、米ミネソタ州ミネアポリス出身だが、ロシア人キャラのクラッシャー・クルスチェフとしても活躍。ニキタ・コロフのパートナーとして、86年に全日本マットにも参戦し、ジャンボ鶴田&天龍源一郎の〝鶴龍砲〟とも戦った。「本当に大きな栄誉だ。必ず(式典には)出席するよ」と、満面の笑みで語った。
なお「デモリッション」には、クラッシュ(ブライアン・アダムス)も途中加入した。アダムスさんは07年に死去している。
26年度のWWE殿堂入りは、ステファニー・マクマホン、AJスタイルズに続き3組目。今年の殿堂入り式典は、祭典「レッスルマニア42」(4月18、19日、ネバダ州ラスベガス)の前日4月17日にラスベガスの「ドルビー・ライブ・アット・パーク・MGM」で開催される。












