ハリウッドスターのドウェイン・ジョンソンことザ・ロック(53)の長女で、米国・WWEを退団した「エイヴァ」ことシモーヌ・ジョンソン(24)のSNS投稿が、波紋を呼んでいる。

 第3ブランド・NXTのGMを務めていたエイヴァは、1月30日に自身のインスタグラムで退団を発表。「非常に苦渋の選択」としつつ、契約を更新しなかったことを明かした。米ニュースサイト「TMZスポーツ」によると、退団表明から2日後の2月1日に、自身のX(旧ツイッター)に「そして今、胸を張って言えるわ、ICEとあの政権全体に」と書き込み、「ICE」の文字の前に中指を立てる絵文字を入れた。

ハリウッドスターのドウェイン・ジョンソンことザ・ロック(ロイター)
ハリウッドスターのドウェイン・ジョンソンことザ・ロック(ロイター)

 ICE(米移民・税関捜査局)はトランプ政権の方針を受けて、移民の取り締まりを強化。先月にはミネソタ州ミネアポリスで抗議デモ中の米国民2人を、ICEの職員が射殺するという痛ましい事件が起こった。シモーヌの投稿は、こうした姿勢を取るトランプ政権とICEを激しく非難したもので「それはドナルド・トランプを直撃するものだった」(TMZスポーツ)。ところが、この投稿から数時間後にはシモーヌのXのアカウントは削除され、ICEとトランプ政権への批判投稿は消えた。

 一方、昨年12月にはWWE殿堂者のミック・フォーリー(カクタス・ジャック)がWWEとトランプ政権の親密な関係を問題視して、団体から離脱することを発表した。それだけに「フォーリーに続き、トランプ大統領やトランプ政権が行った物議を醸す行為により、WWEとの関係を絶ち、協力を望まなくなったとして現政権を公然と非難した、WWE関係者2人目となった」(『TPWW』)と報じる米プロレスメディアもある。
 
 トランプ氏とWWEはかねて密接な関係にあり、同氏自身も度々番組に出演してきた。昨年8月にはWWEでCCO(最高コンテンツ責任者)を務めるトリプルH(ポール・レベック氏)がホワイトハウスを訪れ、トランプ氏の会見に同席。トリプルHの義母にあたるリンダ・マクマホン氏は、現政権で教育長官を務めている。

 エイヴァ退団と政権への批判投稿の因果関係は不明だが、世界一有名なプロレスラーの娘の発言だけに、大きな注目を集めている。