ミラノ・コルティナ五輪ノルディックスキー・ジャンプで、初出場ながら3つのメダルを手にした二階堂蓮(24=日本ビール)が18日、ミラノ市内で開かれたメダリスト会見に出席した。
男子個人ラージヒル(LH)で銀メダル、ノーマルヒル(NH)と混合団体で銅メダルを獲得。会見で「4種目終えて、すごく悔しい思いもしたし、うれしい思いもした。すごい貴重な体験をした。五輪でほかの大会とは違うプレッシャーを感じながら戦えたのは、すごい貴重な体験だった」と笑みを浮かべた。
各国の男子2人一組による新種目「スーパー団体」では、前回北京大会で個人NH金、LH銀の小林陵侑(29=チームROY)と出陣。6位で迎えた3回目で、1人目の二階堂が138・5メートルの大ジャンプを見せ、チームを暫定2位に押し上げた。ところが、降雪の影響で最終的に試合が打ち切りとなり、3回目の飛躍は無効に。日本は6位に終わった。
これには「長いシーズンを見れば、そういう試合も全然あり得る話。そこに対しては、もちろん3本目をやってほしかった気持ちはあるけど、これがスキージャンプだし、五輪だなととらえている」と複雑な表情を見せた。
昨季はW杯個人総合19位だったが、今季個人第14戦(オーストリア・インスブルック)で初優勝。個人総合3位で初の夢舞台に臨み、3度表彰台に上がった。
〝覚醒〟の要因について「僕の場合は、ジャンプに対して課題がはっきり見えていた。そこをしっかりとこなしていくことで、年々成績が上がっていって、どんどん自信をつけていった感じ」と自己分析。その課題については「空中に限らず、スタートしてからのアプローチのポジション、飛び出しの動作、あとは着地のテレマークだったり。ほぼ全部において課題があったので、徐々にクリアしていった」と力説した。
イタリアで大ブレークを遂げた〝新星〟が、エースの風格を漂わせている。












