ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート男子で銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が14日、4年間の軌跡を振り返った。
初出場だった前回の北京五輪は、個人&団体で銀メダルを奪取。その後は羽生結弦、宇野昌磨の引退でエースという責務を背負ったが、ケガなどに悩まされた時期もあった。それだけに今回の五輪は「全力で楽しみたい思いがあった。いい緊張感があったし、周りや自分への期待もあったが、この舞台を楽しみたい気持ちが大きかった」という気持ちで氷上に立った。
団体ではSPで会心の演技を披露。個人はフリーでミスが目立ったものの、銀メダルを勝ち取った。「(選手村で)1人になってからはいろんな感情が出てきた。メダルが取れたうれしさや、パフォーマンスの内容に関しての悔しさや、頭の中がぐるぐるしていた。でも、今回の五輪はプラスに考えることが多くて、マイナスの感情があまりなかった。もっともっと強くなりたいと思って夜を過ごした」と振り返った。
世界選手権に向けては、休養を挟んでから再始動する予定だ。「節制していたというか、苦手な食べ物はないので、ピザ、パスタ、ジェラートを食べたい」と笑みを浮かべつつ「気持ち的にも技術的にも上げていかないといけない。残り1試合なので、最高のパフォーマンスができるように頑張りたい」と気持ちを切り替えた。
2度目の五輪を終えたエースは「後悔や未練はない。この地で挑戦できたことが、これからの成長につながる」。物語はまだまだ続いていく。












