ミラノ・コルティナ五輪でノルディックスキー・ジャンプの〝陰茎増大注射騒動〟が波紋を広げる中で、今大会の女子ノーマルヒル(NH)で金メダルに輝いたアンナオディネ・ストロム(ノルウェー)が見解を示した。
この問題は1月にドイツ紙「ビルト」が、一部のジャンプ男子選手がスーツの採寸前に陰茎にヒアルロン酸を注入し、局部を大きくすることで競技上有利なスーツを製作していると報道。激震が走った。
そして開幕を目前に控えた5日、会見で世界反ドーピング機関(WADA)のオリビエ・ニグリ事務局長が「もし何かが明らかになった場合、ドーピング関連かどうか調べる」と調査に踏み切る可能性を示唆したことで、騒動が拡大した。
そうした中で、英公共放送「BBC」が女子のトップ選手が陰茎注射騒動に言及したと報じた。
同局はまず、ノルウェー女子代表のクリスチャン・マイヤー監督の見解を報道。「われわれには、そんな注目は必要ない。女子選手たちはこの件について非常に冷静だ」と指摘した上で「実際にそのような事例を見たことがないので、真実かどうか疑問に思っている。正直、信じられない」と実例を把握していないと強調した。
さらに、7日(日本時間8日)のノーマルヒルで金メダルに輝いたノルウェー代表のアンナオディネ・ストロムもこの問題について語った。「スキージャンプの視聴者を増やすために、このような手段が必要だとしたら、どう考えればいいのか分からない…」と困惑の表情。さらに「私たちの競技をいとおしく、あるいはエキサイティングだと感じてもらうために、論争が必要だというのは悲しいことです」と思わぬ形で競技が脚光を浴びていることに否定的な見解を示した。
陰茎増大注射問題は、女子選手には関係ないとはいえ、まさかの騒動に動揺が広がっているようだ。













