ミラノ・コルティナ五輪ノルディックスキー・ジャンプ女子個人ノーマルヒル(7日=日本時間8日)、4大会連続出場の高梨沙羅(29=クラレ)は合計117・4点で13位に終わった。
W杯では男女通じて歴代最多の63勝を誇る一方で、五輪では苦戦が続く。2018年平昌大会の個人ノーマルヒルで銅メダルを獲得したが、前回北京大会は個人4位、混合団体ではスーツの規定違反による失格も経験した。
試合後に「応援してくださる方々に背中を押されて、スタートを切ることができた。それにパワーをもらって飛ぶことができた。次の試合で、それをお返しできるようなパフォーマンスを目指したい」と振り返った。
五輪初出場で銅メダルを獲得した丸山希(27=北野建設)については「すごく孤独で不安もある中で、それを勝ち取った彼女のメンタルや力もそうだし、素晴らしいものを持っていないとメダルが取れない舞台だと思う。希ちゃんの今日のパフォーマンスも、今まで作り上げてきた時間も素晴らしいものだった」。
続けて「そこに自信を持って飛べるのが、できるかできないかで、メダルが取れるか取れないかも決まってくるのかなと、考えちゃうぐらい私はメダルから遠のいている。その辺をずっと考えながら、五輪ってなんだろうというのも考えていた。本当にそれを体現したジャンプを見ることができて、元気をもらえたし、次に向かう勇気ももらえた。それを活力にまた次、頑張りたい」と刺激を受けた様子。
「現実的なところで言うと、メダルを取れる実力ではないのはわかっている。やはりそこに向けて、ずっと4年間やってきてはいる。何かのきっかけで変われる自分を期待しながらやってきた」と現在の心境を明かした。
現地時間10日には混合団体、15日に個人ラージヒルが行われる。現状打破へ「2本目は次につながるジャンプだったと思う。次はラージヒルだけど、そこに向けてイメージを作り直していきたい」と前を向いた。













