6日から始まったミラノ・コルティナ五輪で、イタリア国内の反対デモが勢いを増している。
英紙「ザ・サン」などによると、開催地のミラノではイタリア政府や世界的な不法移民の取り締まり、冬季五輪の多大な費用に反対する運動がデモに発展。大会初日から約1万人が参加したデモ行進が行われた。ここでは大きな混乱は起きなかったが、夜遅くになって約100人の抗議者が集団から離れ暴徒化し、警察と激しく衝突した。
フードとマスクを着けた黒ずくめの抗議者たちは、花火、爆竹に加えて投石で警察を威嚇。治安維持部隊は警棒や放水で対抗し、大混乱となった。そうした中で、火災も発生・ボローニャとベネチア間の鉄道が約2時間半の遅延が生じる事態となった。「警察はその後、ボローニャの線路脇で、切断された複数の電線と爆発装置を発見した」(サン紙)と報じられている。
また、地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」によると、ミラノ市内のイタリアオリンピック委員会(IONI)の地域委員会と複数の国内スポーツ連盟本部が入る施設が「夜間に破壊行為の被害を受けた」。施設の外壁とIONIのロゴが赤いペンキで汚され、警察による調査の後、清掃と修復作業がすでに始まっているという。
大会には治安維持のため約6000人が動員されており、イタリアのサルビーニ副首相は「これらの前例のない重大な行為は、世界におけるイタリアのイメージを決して傷つけるものではない。五輪によってそのイメージはさらに魅力的で前向きなものになる」と述べている。











