【イタリア・ミラノ4日(日本時間5日)発】ミラノ・コルティナ五輪の選手村では、意外なサービスが行われていた。イタリア発のコスメブランド「KIKO MILANO」は、選手村にメイクアップスタジオを設置。事前予約制で10分コースと30分コースを選び、担当者が各選手に合わせたメイクをしてくれるのが特徴だ。

 記者がメイクアップスタジオに足を運んだ際には、担当者がアスリートに化粧を施している最中だった。取材に応じてくれたカレンさんが「1日に50人くらいにメイクをしているよ」と明かすように、多くのアスリートが訪問しているという。

 その様子を眺めていると、カレンさんから「アスリートが来なかったらあなたもメイクしてみる?」とまさかのお誘いを受けた。人生でメイクの経験はなかったが、せっかくの機会なので10分コースを体験してみることにした。

 コンシーラーで下地をつくり、パウダーでメイク崩れを防止。透明感のある美肌を演出したところで、最後にはキープミストで全体を仕上げる工程だった。「アイラインはどうする?」と聞かれるも、その後に別の取材があったため、泣く泣く断念。それでも、想像以上の仕上がりだったと自負している。

 しかし、次の取材現場で記者仲間からメイクに関する質問はなかった。自ら「メイクしたんですよ」と言わないと気付かれなかったのはなぜだろうか…。