バスケットボールのBリーグは29日、都内で今秋スタートの新1部「Bリーグ・プレミア」の新人ドラフトを初めて実施した。
戦力均衡を目的とし、この日はプレミアチームの全26チームのうち23チームが参加。ドラフト前に志願届を提出した108人の選手のうち、1巡目で6人、2巡目で2人、3巡目で3人の計11人が指名を受けた。1巡目1位は、サンロッカーズ渋谷が米国・北コロラド大の山崎一渉(22)を指名した。1巡目2位には茨城が、東海大のガード赤間賢人(20)を選択した。
初の試みを終えた島田慎二チェマンは「このドラフトを介さないと、Bプレミアに入れないという状況を若い世代に早めにインプットすることで、育成環境に変化をもたらしたり、指導者に変化を促すことを早めに進めるほうが、日本の強化に資するという判断を持って意思決定をしている」と実施の目的を語った。
少ない印象を受ける指名選手11人に関しては、2つの要因を挙げた。1つ目は、2026―27シーズンからクラブの健全経営と戦力均衡のためにサラリーキャップ制度(上限8億円、下限5億円)を導入。そのため「現行の戦力の中でも、一定調整しないと収まらないようなクラブがある中で、若い選手にどこまで投資するかの判断は難しかった」と説明した。
さらに「シーズンインするまでにプロ契約を実現すれば、このドラフトを回避して意中のクラブに行けるルールがあった」と初年度ならではの特例もあった。そのルールによって「10数名、このドラフトにかかるであろう選手が参加しない状況だった。それを合算すると今のBリーグ・プレミアに参画したクラブ数くらいになる。1チーム1人くらいの状況はあった」との認識だ。
今後に向けては「Bリーグ・プレミアのクラブ数と同じぐらいの指名をされるような状態がスタンダードになれば、上出来なのでは」と先を見据えた。











