米国・WWEの戸澤陽(40)が、世界タッグ王座挑戦者決定フェイタル4WAYマッチで、大殊勲のフォール勝ちを収めた。
盟友オーティスとユニット「アルファ・アカデミー」を組んできたが、仲間のマキシン・デュプリがベッキー・リンチから女子インターコンチネンタル王座を奪取する活躍を見せた。これに刺激を受けた戸澤とオーティスは、兄ジミー・ウーソと世界タッグ王座を保持するジェイ・ウーソへの直談判を経て、挑戦者候補になっていた。
26日(日本時間27日)のロウ(カナダ・トロント)では、オーティス&戸澤はアメリカン・メイド(ジュリアス&ブルータス・クリード)、ロス・アメリカーノス(ブラボー&ラヨ)、ザ・ニュー・デイ(コフィ・キングストン&エグザビアー・ウッズ)と挑戦者決定戦に出場。8人による大乱戦でも、戸澤はラヨに得意のハリケーンラナを見舞った。
ローンバトルを強いられる場面もあったが、コフィとブルータスをダブルのDDTで叩きつける。さらにラヨに鮮やかなスナップ式ジャーマンスープレックス。続けて場外のニュー・デイ2人にトペ・スイシーダを発射すると、場外のアメリカーノス、クリード兄弟にもトペで突進だ。観衆の大声援を背に、タンクトップを破り捨てる得意のパフォーマンスを見せる。
コフィにスピンキックをぶち込み、とどめを狙ってコーナー上段に上がるも、ニュー・デイのセコンド、グレイソン・ウォーラーから介入され失敗に終わる。ここでオーティスがウォーラーをエプロンから落とすと、リングサイドにいた王者ジェイもスーパーキックを叩き込んだ。
流れがアカデミーに傾き、オーティスがジュリアスをキャッチし、ダウンしていたブルータスの背中に打ちつける。すかさずコーナーの戸澤にタッチだ。戸澤は決意に満ちた表情でコーナーに上がり、必殺のダイビングセントーンを投下。魂の一撃がジュリアスに決まり、値千金の3カウントを奪った。
これで世界タッグ王者ウーソズへの挑戦権を獲得。戸澤は感無量の表情でオーティスに抱き着いた。王者ジェイとはグータッチをかわし、健闘を誓った。2016年11月にWWE入りしてから、時にはトホホな姿をさらしながらしぶとく生き残り、10年目でついに大チャンスをつかんだ。
自身のX(旧ツイッター)にも「WWEに来てから、もう10年近くたつ。正直、みんなが期待した結果を残せていないし、時には『まだWWEにいるの?』と笑いものになることもある。でも僕はプロレスが大好きだし、WWEが大好き。だからこそどんなことを言われても続けてきた」と胸中を投稿した。
その上で「そして今…時は来た。ついにその時が来た。オーティス、僕のパートナーでいてくれてありがとう、マキシン、いつも支えてくれてありがとう。僕たちは王者になる。それを約束する。みんなのことが大好き」と熱いメッセージで世界屈指のタッグチーム、ウーソズからベルト奪取を誓った。男・戸澤が一世一代の大一番に臨む。
この日のロウは「ABEMA」にて放送された。














