阪神の岡田彰布顧問(68)が24日に大阪市内で行われた「虎の最高レジェンド2人による特別なトークショー」に掛布雅之OB会長(70)とともに出席。イベント終了後に報道陣の取材に応じ、今季高卒5年目を迎える前川右京外野手(22)に〝愛のムチ〟を振るった。
岡田顧問は来季のチームのカギとなるポジションとして昨季もレギュラーを固定できなかった遊撃と左翼を挙げ、その中で前川の名前を口にした。「キーマンはなポジション的にはショート、レフトになるんちゃう。去年もそう言ってたけどな。そこでポジションを取るぐらいのな、それが前川とかな。そうなってくるかもわからんけど、これも使い方やからわからんからな、ハッキリ言うてな」。
昨季の前川はオープン戦で好調をアピールしたものの、シーズンでは状態を落とし二軍暮らし長引いた。2024年には116試合に出場したが、昨季は69試合で打率2割4分6厘、1本塁打と数字を大きく落とした。岡田前監督は「だから、もうはっきりしてるやん。その、コロコロ変わりすぎよ。スイングとか、オマエ」と厳しく指摘。
さらに前川は岡田顧問にアドバイスを求める場面もあるが、前指揮官は自立を促した。「自分はこれや言うのは、もう掴まなあかんわ、そんなん聞きたい言うても。人にねアドバイスもらうよりも、自分でその辺はもう考えてやらんと。これから長いことレギュラーポジションはるんやったらな、結局」。
さらに理想像として挙げたのが、昨年のオープン戦での姿だ。「1番良かったのは去年のオープン戦ぐらいちゃうか。じゃあその時はどうして打ってたかいうのは。それはな今はスコアラーでもビデオとか撮ってるからな。そんなんもうわかるよ、違いはな。いい時と悪い時のな」とキッパリ。好調時と不調時の映像を見比べれば、構えやスイング軌道の違いは一目瞭然。違いを理解し、自らのスイングとして落とし込めるかが今季の大きなテーマとなる。
自分の形を確立し、左翼のレギュラーを確立することはできるか――。高卒5年目の若虎にとって勝負のシーズンが始まろうとしている。













