テニスの4大大会「全豪オープン」(メルボルン)女子シングルス2回戦(22日)で、世界ランキング17位の大坂なおみ(28=フリー)が同41位のソラナ・チルステア(35=ルーマニア)にフルセットで勝利したが、大坂にマナー違反があったとして波紋が広がり続けている。

 大坂は第3セットでチルステアがサーブを打つ間に、「カモン」と気合を入れたが、これがマナー違反にあたるとしてチルステアが激怒。試合後に大坂との握手を拒み、直接猛抗議する場面があった。

 米放送局「FOX」オーストラリア版などによると、チルステアは大坂に対して「あなたはフェアプレーが何であるかを知らないんだ」「あなたは長い間プレーしてきたが、フェアプレーが何なのかを全く分かっていない」などと大坂に激高した。

 大坂は試合後に釈明したが、レジェンドのナブラチロワさん、ダベンポートさんがチルステアを支持し、大坂に対して批判を展開。物議を醸している。

 そして今度は、男子のレジェンドであるノバク・ジョコビッチの妻エレナさんが大坂批判の声を上げた。自身のSNSで「これが妨害行為とされないことに驚いている。1本目と2本目のサーブの間に叫ぶのが公平だと思っていたなんて、審判と大坂の両方が信じられない。あれは失礼だった…。それに、フォルトを拍手できないというルールがあるのに、ルールが変わったの?」と強調。大坂は明確にルール違反であり、審判がそれを見逃したこともおかしいと糾弾した。

 世界から注目を集める大坂の〝舌禍騒動〟は、さらに議論が過熱しそうだ。