米スポーツサイト「ブリーチャーリポート」は15日(日本時間16日)、ポジション別の最新トレード候補リストを公開した。

 先発右腕部門では、メッツの千賀滉大投手(32)が「確実に放出可能」な一人として名前が挙がった。背景にあるのは球団の総年俸削減と若手へのシフトだ。昨秋に調整のため3A降格を経験した経緯にも触れ、年俸1500万ドル(約23億7000万円)の「千賀を放出して最低年俸の若手に枠を譲れば、贅沢税を含め約3000万ドル(約47億4000万円)の削減効果が見込める」と指摘する。

 一方、コーナー外野手部門で選出されたレッドソックスの吉田正尚外野手(32)も厳しい立場だ。チームは「先発投手の過剰に加え、外野手も余剰状態」であり、吉田と同じ左打者が飽和している問題も抱える。今季年俸1860万ドル(約29億4000万円)の一部を球団が負担すれば、左の強打者やDHを求める他球団への移籍は現実味を帯びてくる。

 カブスからFAになったカイル・タッカー外野手(28)がドジャースと4年総額2億4000万ドル(約380億円)、ブルージェイズからFAのボー・ビシェット内野手(27)はメッツと3年1億2600万ドル(約199億円)で合意と、大物選手が相次いで決着した。移籍市場は流動化の気配で、これからが本番だ。