楽天で海外FA権を行使し、移籍を目指していた則本昂大投手(35)の新天地が決まった。巨人が契約合意したと16日に発表した。
当初はMLB球団への移籍を念頭に置いていたが、最終的には国内球団に落ち着いた。今オフのMLBの移籍市場では高額な契約金が必要となるポスティングシステムで挑戦した村上、岡本、今井の3選手にスポットライトが集まってきた。則本を巡ってはMLB球団からオファーがあったとの米報道もあったが、〝日米争奪戦〟の末に本人が最後に選択したのは伝統球団だった。
移籍情報に詳しい米サイト「トレードルーマーズ」は「どのMLB球団が則本にオファーしたかは不明」としながら「則本が35歳と36歳のシーズンを日本のジャイアンツの救援投手として過ごすことが確実となった。キャリア終盤で北米球団移籍の可能性は残されているが、球速の衰えが目立つ中で打者を抑える術を見いだせなければ実現は困難だろう」との見通しを示した。
同サイトによれば、以前の則本は直球の平均球速が「94~95マイル(約151・3~152・9キロ)」で、最速も「97~98マイル(約156・1~157・7キロ)」だったが、昨季の平均は「92マイル(約148・1キロ)前後」だったいう。その影響で「24%近く」あった奪三振率が「17・2%」まで低下したと分析。MLBではNPB以上に球速の高速化が進んでおり、米挑戦の夢を果たすためにはスピードに頼らない投球術の習得が必要だとみている。
いずれにせよ、巨人に求められて選んだ第2の野球人生。右腕の今後が注目される。












