格闘技イベント「RIZIN」の榊原信行CEO(62)が独占インタビューに応じ、今年の展望を明かした。昨年大みそかのさいたま大会では、ライト級の絶対王者ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル)がイルホム・ノジモフ(ウズベキスタン)にまさかの13秒KO負けで王座陥落。さらにカリスマ・朝倉未来がラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)に大敗するなど衝撃の連続だった。こうした結果を踏まえ、幕を開ける2026年はどこに向かうのか――。
――大みそか大会を終えての感想は
榊原CEO(以下、榊原)本当に混沌として、いろんなものが動いた大会だったんじゃないですか? 予定調和では終わらなかったですね…。
――なにより未来の敗戦が衝撃的だった
榊原 選手それぞれにファンがいるけど、今回は朝倉未来が〝三度目の正直〟でベルトを巻いてくれることを望んだ人たちが多かったと思います。それが思うようにならなかった。でも、格闘技ってそれが最大の魅力でもあるから。その圧倒的な現実が、ファンにも選手にもプロモーターにも突きつけられたと思います。
――その結末を踏まえ次なる戦いが始まると
榊原 新しく生まれた流れを、さらに魅力的でみんながワクワクするものに昇華させたい。2026年からの10年も楽しみですね。
――今年GP(グランプリ)開催はあるのか
榊原 昨年から「大みそかの結果次第で、やるやらない含めて考えよう」っていう話をしてたんで。初めてタイトルが動いたライト級もいいかもしれないし、思い切ってフェザー級もあるかもしれない。どういうフォーマットで展開していくか考えたいと思ってます。
――フェザー級はシェイドゥラエフが圧倒的だ
榊原 シェイドゥラエフは「毎月でも試合がしたい」ぐらいの感じなんで…。彼の試合を求める感覚とのすり合わせも必要かなと思います。
――もしフェザー級でGP開催ならシェイドゥラエフは全試合王座戦でもいいのでは
榊原 そうですね。本人も「いいよ」って言いそうですよね(笑い)。
――未来の今後は
榊原 直接会って話をして、話し合って決めたいなと。やっぱりこれまで未来と話している中で「平本(蓮)とリマッチしたい」っていう思いがあったんでね。シェイドゥラエフの試合とは別軸で。僕らプロモーターとしても、何か未来の状況や考え方次第で、実現させたいなと思っています。
――その平本は昨年3月に右肩の手術を受けている。復帰はいつ頃になりそうか
榊原 3月か4月か、それ以降か…。いずれにせよ、今年の早いタイミングで復活していくことになると思います。リハビリなどで想定していたより少し時間がかかっているのは事実ですが…。
――昨年大みそかに参戦が浮上するもかなわなかった青木真也と、再び向き合う可能性は
榊原 まあ、ゼロではないと思ってますね。僕らからすると、ここでサトシと青木でやっておきたかったです。戻ってくるとすると、このタイミングかなと思った。本人もそう思っていたでしょう。ただ、プロの世界で契約があっての試合なんで、思いかなわずってことだと思うんですけどね。まあ局面が変われば、また向き合っていくことになるかもしれないです。ただ、現時点で積極的に取りにいくことはないですね。














