第104回全国高校サッカー選手権準決勝(MUFG国立)が10日に開催され、第2試合で鹿島学園(茨城)が1―0で流通経大柏(千葉)に勝利し、同校初の決勝進出を決めた。

 鹿島学園が優勝に王手をかけたことで、サッカー界で前人未踏の偉業が現実のものになろうとしている。

 今季はプロサッカーリーグのJ1で鹿島、J2で水戸が優勝と茨城県勢がアベックVを達成。さらに大学サッカーでは、筑波大が関東大学リーグ1部と全日本選手権で2冠の快挙を成し遂げた。そして高校年代では、頂点を決めるU―18プレミアリーグファイナルで鹿島ユースが優勝。ユース3冠を果たしている。最後に残った全国高校サッカー選手権で鹿島学園が優勝すれば、茨城県勢が日本サッカー界を〝完全制圧〟する史上初の大快挙となる。

決定的チャンスを防いだ鹿島学園GK
決定的チャンスを防いだ鹿島学園GK

 サッカーファンの間では茨城旋風に注目が集まっており、SNS上では「鹿島学園が高校サッカーで、決勝進出!! 25年度のサッカー界は茨城県勢が凄すぎる。もうすぐ全世代コンプリートだね」などと夢の記録へ期待が沸騰している。

 茨城が新たなサッカー王国となるのか。12日の決勝(MUFG国立)に熱い視線が注がれそうだ。