ワールドシリーズ3連覇を目指すドジャースが9日(日本時間10日)、相次いで内野手の補強に踏み切った。

 球団が発表したのはツインズからDFAとなっていたライアン・フィッツジェラルド内野手(31)。メジャーデビューは昨年5月と遅咲きで打撃成績は24試合の出場で打率1割9分6厘、4本塁打、9打点だった。ただ、守備では一塁以外の内野を守れる万能ぶりがウリの一つとなっている。

 さらに、この日はタイガースからFAとなっていたアンディ・イバネス内野手(33)とメジャー契約を交わしたと報じられた。全米野球記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者が自身のXで伝えたもので、1年契約だという。イバネスはメジャーでプレーした5年間で420試合に出場し、打率2割5分4厘、28本塁打、128打点。内野の全ポジションに加え、左翼と右翼も守れる強みを持っている。

 ドジャースの内野陣は一塁がフリーマン、三塁はマンシー、遊撃がベッツで固定されていた一方、二塁は流動的な起用が続いてきた。新加入の2選手とユーティリティープレーヤーの役割が重なるだけでなく、二塁のライバルまで増える形となったのがキム・ヘソン内野手(26=金慧成)だ。

 母国の韓国メディア「OSEN」は「ドジャース、ベテラン内野手2人を同時獲得…キム・ヘソンの立場に影響か」と懸念。新戦力2人については「どちらもメジャーリーグでレギュラーを務めるほどの経歴を持つ選手ではない。キム・ヘソンの立場に直接的な影響を与える可能性は高くない」としながらも「スプリングキャンプとWBCでより良い姿を見せなければならない理由が増えたことは明らかだ」と危機感もちらつかせた。

 ただでさえ、二塁のレギュラー候補にはエドマンやロハス、フリーランドらの名前が取りざたされている。今季で入団2年目となるキム・ヘソンは定位置をつかみ取れるのか。