F1レッドブルで角田裕毅(25)の担当エンジニアを務めたリチャード・ウッド氏が日本人ドライバーを振り返った。

 昨季第3戦でレッドブルに昇格した角田は結果を出せずアイザック・ハジャール(フランス)にその座を明け渡し、シートを失った。専門メディア「F1 OVERSTEER」は「マルコ博士の犠牲者」とし「マルコはハジャールに目を向けた。角田をレーシングブルズに迎えるどころか、F2からアービッド・リンドブラッド(英国)を昇格させた」と伝えた。

 来季はリザーブドライバーを務める角田について、ウッド氏は「ユウキは良いことは良い、悪いところは悪いと言える純粋な性格を持っている。時にその言葉は辛らつなものもありましたが、それは彼がどんな状況でも決して手を抜かず、全力を尽くしてきたからだと理解しています」とし「あの姿勢は素晴らしかった。彼は多くのレースで不運に見舞われ、望んでいた結果が出ないことも多かった。残念だ」と語った。

 さらにウッド氏は「ユウキはいい人でチームのみんなから愛されていました。彼にはグリッドに残るだけの才能があると確信していますし、いつかまたF1でレースをしてくれることを願っています」という。

 角田には今季開幕を前にして、2027年シーズンからのハースとアルピーヌ入りがささやかれるなど、F1復帰の可能性が各メディアで報じられている。チーム関係者にも愛された日本人ドライバーは再び大舞台に戻ってくるはずだ。