イスラエルを訪問しネタニヤフ首相を表敬訪問した、れいわ新選組副代表の多ケ谷亮衆院議員が9日、国会内で会見を開き、政治利用されたとの批判に対し、「悔しい」などと述べた。

 自民党の小野寺五典安全保障調査会長ら超党派の議員団によるイスラエル訪問は5~8日の日程で行われた。

 ネタニヤフ首相との面会の成果を問われた多ケ谷氏は「成果はゼロです」と回答した。多ケ谷氏は質問ができると思っていたが、面会直前に質問は「小野寺さんに任せてもらえるか」との要望を受けたという。不信感を抱いたが「一番はしの方に座って、ただ聞くという状況でした。ジェノサイドに対する質問をぶつけたかったけど、それができなかったのは残念」と述べた。

 結果的に政治利用された形となり「悔しいし、小野寺議員に申し入れをして、対応してくれるか分かりませんが、やりたいと思っています」と悔しさをにじませた。渡航前から政治利用される憂慮はあったが「現地に赴いて、議員外交でチャンネルを作っていくのは自分の政治活動になる。経験を積んでいかなければならない」と信念を語った。