メッツの主砲、フアン・ソト外野手(27)の周辺が2026年になっても騒がしい。

 移籍1年目となった昨季は160試合の出場で、いずれもナ・リーグ3位となる43本塁打、105打点、OPS.921をマーク。一方、米データサイト「ファングラフス」によると、ソトの右翼での守備指標はOAAがメジャーワーストタイの「-12」、FRVが最低の「-13」で、米メディアの間で盛んに取り上げられてきた。

 ただ、昨年12月に「MLB公式サイト」で番記者を務めるアンソニー・ディコモ氏がメンドーサ監督に聞いたところ「彼(ソト)はDHが好きではない」と〝暴露〟。守備に就かないDHがダメなら、どこを守らせられるのかと話は広がり、一塁が持ち上がっていた。

 そして、年明けに母国のドミニカ共和国でユーチューブ「LIDOMSHOP」のインタビューに出演したソトは、将来的な一塁転向を完全否定することはなかった。

「まだだよ。ちょっと時間をくれ。今はまだ始めたばかりなんだ」とおどけながら話したものの「結局、チームに貢献できる役割やポジションであれば、どんなことでも全力でやるつもりだ。彼らがその役割を引き継いでほしいと望むなら、喜んでそれに応じる準備はできている」と真剣に語った。

 この前向きとも受け取れる発言に、米メディア「AlBat」は7日(日本時間8日)、「彼の精神とチームの成功に必要であれば、どんな役割でも貢献した強い意思の表れ」と評価。「ソトが将来的に一塁を守る可能性を否定できないものの、今季は一塁をメインポジションにする予定はなく、外野のスキル向上を目指している」と伝えた。

 昨季から15年総額7億6500万ドル(約1147億円=当時)の天文学的な契約で加入したソトは、まだ1年目を終えたばかり。本人は長期契約を引き合いに「あと14年。(その間に)政権が何度か変わるだろう。その先どうなるか、様子を見よう」と再びジョークを飛ばしていたが、果たして――。