ヘンリー王子とメーガン妃のアーチウェル財団は2024年に前例のない経費を計上し、寄付金や助成金が急落して大幅な赤字経営となったことが判明した。新たに職員3人が解雇されたことも確認された。英紙デーリー・メールが21日、報じた

 アーチウェル財団は19日に「アーチウェル・フィランソロピーズ」に名称変更したが、2024年は寄付金210万ドル(約3億2000万円)を集めた一方で、総支出額は510万ドル(約8億円)を記録し、大幅な赤字経営であることが明らかになった。

 この支出は前年の330万ドル(約5億2000万円)から54%も増加しており、今年行われたヘンリー王子夫妻のナイジェリアとコロンビアへの訪問と関係がある可能性もあるという。

 アーチウェル財団の支出、収入、助成金の数字は、財団の新しい名称が発表された後に「999」と呼ばれる申告書で公開された。年次情報申告書はほとんどの免税団体、慈善信託、政治団体によって米国国税庁(IRS)に提出される。

 財団への寄付金と助成金による収入は2024年に急減。前年の530万ドル(約8億2000万円)から210万ドル(約3億2000万円)に減少している。経費のうち職員の給与は91万3000ドル(約1億4000万円)となっている。

 また前年は100万ドル(約1億5000万円)だった「その他の費用」は、290万ドル(約4億3000万円)と計上されている。

 大幅なかつ不透明な赤字経営が明らかになったと同時に、財団が新たな名称で「再編」するにあたり、職員3名が解雇されることも明らかになった。

 3人の職員は、1週間ほど前に回顧を伝えられてその中には、プログラム・オペレーション担当ディレクターのクリステン・スレイヴィン氏も含まれている。申告書によると彼女の年俸は14万6000ドル(約2300万円)だったという。

 ヘンリー王子夫妻の事務所は先週から、職員の変更があったことを繰り返し否定していたが、チームは「慈善団体が閉鎖されるので」解雇されると告げられていたという。

 夫妻の広報担当者は21日夜の段階でも「現在、チームはこれまでと同じままです」と述べている。ヘンリー王子夫妻の財団は大きな危機を迎えているようだ。