ソフトバンクの野村勇内野手(29)が22日、福岡市内の球団事務所で2度目の契約更改に臨み、3100万増の5200万円でサインした。

「今年頑張らないとクビというのをずっと思いながらやってきた」と会見で口にした野村。開幕時はベンチスタートが多かったものの、相次ぐ主力の負傷離脱でチャンスを得ると自己最多となる126試合に出場。規定打席にこそ届かなかったが打率2割7分1厘、12本塁打、40打点、18盗塁の成績を残し、日本シリーズでも第6戦で日本一を決定づける勝ち越し本塁打を放つなどチームに大きく貢献した。

 昨オフは今宮の自主トレに参加。「めちゃくちゃ教えてもらえたし、あの自主トレがあったから今年飛躍できた」と感謝を口にしながらも、今オフは「一人でできるんじゃないか」と〝卒業〟を言い渡されたこともあり、滋賀で単独自主トレを行う。

 野村は「一人でやる分、人数が多いところよりはできると思う。(去年を経験して)あれくらいはしないと、と分かったので」と利点を語った。己を律することも必要となるが、「来年打てるかわからないと自分が一番思っている。体は勝手に動くかな」と危機感を募らせた背番号99。師との遊撃手争いを制し、さらなる飛躍を目指す。(金額は推定)