ドジャースのぜいたく税が史上最高の1億6940万ドル(約267億円)に上り、米球界が騒然となっている。

 支払いが求められるのは5年連続で、課徴金で2位のメッツ(9160万ドル=145億円)を大きく上回った。ドジャースは大谷翔平投手(31)や山本由伸投手(27)らに代表されるようにオフごとに大型補強を連発。ワールドシリーズ連覇を達成した一方、メッツも昨オフにフアン・ソト外野手(27)を史上最高の15年総額7億6500万ドル(約1147億円=当時)で獲得しながらポストシーズン進出すら逃した。

 米メディア「BOLAVIP」は20日(日本時間21日)、「MLBでぜいたく税を支払うなら成功しているべきだ」と主張。ドジャースの支払いには「巨額ではあるが、彼らにはそれだけの価値があったという事実がある」と納得感を示しつつ、メッツについては「(ぜいたく税の)リストでは2位だが、成功を伴っていない」「オーナーのスティーブ・コーエン氏が右往左往しながら資金を投入し、過去4年間で3億2030万ドル(約502億円)の税金を背負っている。しかし、ドジャースに成功には程遠い」とすっかり無能扱いにした。

 加えて今オフはFAとなっていた守護神のディアスがドジャース、主砲のアロンソがオリオールズにそれぞれ流出。「ここ数年はマックス・シャーザー、ジェーコブ・デグロム、ジャスティン・バーランダーも去っていった。成功は一度も訪れなかった」と編成面の誤算も厳しく追及した。

 1986年以来、優勝から遠ざかっているメッツはドジャースの3連覇に待ったをかけられるのか。