2026年ミラノ・コルティナ五輪最終選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権初日(19日、東京・国立代々木競技場)で、男子のエース・鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は頼もしい援軍の存在を力に変えた。

 2連覇の懸かる今大会のショートプログラム(SP)は、冒頭の4回転トーループ―3回転トーループの連続ジャンプ、2本目の4回転サルコーでともに4点超えのGOE(出来栄え点)を獲得。ほぼ完璧な演技で104・27点をマークし、堂々の首位発進を決めた。

100点超えと、上々のSPを見せた鍵山優真
100点超えと、上々のSPを見せた鍵山優真

 今季のSP曲は若き天才ピアニストの角野隼斗とポーランドのギタリスト・マーシンがカバーした米人気歌手のスティービー・ワンダーの名曲「I Wish(回想)」をセレクト。この日は角野とマーシンが会場を訪れ「ユウマ」と書かれた応援タオルを持ち、鍵山に声援を送っていた。

 その鍵山は「作曲してくれたことに最大限のリスペクトを持ちつつ、パフォーマンスでは自分らしさを出していけるように。ちょうど良いバランスで最後まで演じられた」と感謝。演技後には角野と記念撮影を行い、親交を深めた。