F1レッドブルから7月に電撃解雇されたクリスチャン・ホーナー前代表が、アルピーヌ加入へ向けて最終交渉に入った。

 ホーナー氏は長年常勝軍団を率いてきたが、チームの不振を受けてシーズン途中に電撃解任。ただF1きっての名物指揮官とあって、職を失った後も多くのチームからの関心が取りざたされていた。

 そうした中、オランダのモータースポーツ専門メディア「レーシングニュース365」は「クリスチャン・ホーナー、F1チームとセンセーショナルな復帰に向けて交渉中。近い将来、F1グリッドへの復帰を依然として模索しており、現在は特に1チームと積極的に交渉を行っている」と候補を絞って本格的な交渉に入っている。

 同メディアは、オランダ大手紙「デ・テレグラフ」をもとに、交渉の裏側を指摘。「ホーナーが投資家グループの支援を受けて、アルピーヌでのポジション獲得を狙っている。オトロ・キャピタルは現在アルピーヌの株式24%を保有しているが、その株式売却の可能性を検討しているのではないかと推測されている。アンソニー・ジョシュアやローリー・マキロイを含む多くの有名人が、オトロ・キャピタルの株式を通じてアルピーヌとつながっている。仮にエクイティ会社がアルピーヌ株の売却を検討していれば、ホーナー氏にとってはF1に復帰するチャンスとなる」と電撃加入の動きが加速している様子を伝えた。

 実現すれば、F1界の〝最強タッグ〟が誕生しそうだ。「これによりホーナーは、昨年チームにマネジメントの立場で復帰したフラビオ・ブリアトーレ氏とともに働くことになる」と指摘。

 ブリアトーレ氏はこれまでF1界で豪腕を振るってきた重鎮で、ホーナー氏とのコンビとなれば現在のF1界で最も目立つ首脳陣となりそうだ。

 ホーナー氏の動向に注目だ。