巨人やソフトバンクでプレーしたアダム・ウォーカー外野手(34)が15日、イースタン・リーグのオイシックスと来季契約を締結。今季プレーしたBC神奈川を離れ、新潟で再起を図ることになった。

 ウォーカーは米独立リーグ出身という異色の経歴で2021年オフに巨人入り。未知の部分も多く実力はベールに包まれていたが、移籍1年目の22年シーズンはいきなり23本塁打をマークし、周囲の度肝を抜いた。一方、守備の経験はほとんどなく特に送球難は大きなネックとなった。翌23年は不調に陥り、オフに交換トレードでソフトバンクに移籍。だが、本来の爆発力は鳴りを潜めたまま戦力外となり、今季はBC神奈川に活路を見いだしていた。

 今オフのオイシックスは怒とうの補強ラッシュを敢行。前広島の松山を選手兼打撃コーチで獲得したほか、前日14日には巨人を電撃退団した桑田真澄氏(57)のCBO就任を発表したばかりだ。巨人時代の桑田氏は一軍の投手部門がメインでウォーカーとの接点は少なかったが、23年はファーム総監督として不調に苦しむウォーカーの姿も目に入っていた。

 巡り巡って新潟で劇的な再会を果たすことになるウォーカーはこの日、自身のインスタグラムを更新。BC神奈川への感謝をつづるとともに「2026年については、新しいチームへ移籍することを決断しました。NPBに戻るという個人的な目標を達成するために、この決断が自分にとって良いチャンスだと感じたからです。これからも努力を続けます」と決意を記した。

 来日当初は巨人では珍しい派手なドレッドヘアをなびかせながら、ひたむきに練習に取り組み、ファンサービスにも積極的で誰からも愛されたナイスガイ。挑戦を続けるウォーカーが念願のNPB復帰を果たせる日は訪れるのか――。