パドレスの守護神でFAとなっていたロベルト・スアレス投手(34)が、ブレーブスと3年総額4500万ドル(約70億円)で合意した。11日(日本時間12日)に米メディアが相次いで報じた。

 スアレスは日本ではソフトバンクと阪神でプレー。抜群の安定感を誇り、今季はナ・リーグ最多の40セーブをマークした。6月の大荒れとなったドジャース戦では大谷翔平投手(31)への死球が故意によるとみなされ、出場停止処分も受けた。その後、本人たちは和解し、大谷自身も「もう昔のことなので全部忘れました」と水に流していた。

 1991年3月生まれの右腕は来年で35歳となる。実力は確かながらネックとみられていたのは、アスリートとして避けて通れない〝年齢の壁〟だ。契約合意報道後も「MLB公式サイト」が「34歳右腕は11月に1年総額1600万ドルでブレーブスに加わったクローザー、ライセル・イグレシアスのセットアッパーを務める」と年齢を強調するように伝えた。

 そうした状況下でスアレスは来季からの2年1600万ドル(約24億8000万円)を破棄。FA市場に出たことで年俸は「800万ドル(約12億4000万円)」から「1500万ドル(約23億3000万円)」に倍増した格好だ。

 パドレスの地元紙「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」(電子版)は「ロバート・スアレスは自身の賭けに勝った」と報道。メキシカンリーグからソフトバンク、阪神、パドレスと渡り歩いてきた剛腕が5球団目でも輝きを放つ。