19日(日本時間20日)の本拠地パドレス戦で右肩付近に死球を受けたドジャースの大谷翔平投手(30)は当初の予定通り、22日(同23日)の本拠地ナショナルズ戦に先発する。デーブ・ロバーツ監督が20日(同21日)に明言した。
19日の試合は9回、ドジャースの若手右腕リトルがパドレスの主砲・タティスの左腕付近に死球を与え、両軍の監督がベンチを飛び出して体をぶつけ合い、両指揮官は退場処分になった。その裏のドジャースの攻撃では大谷がスアレスに160キロ直球をぶつけられ、球場には怒号が飛び交った。そんな緊迫した状況の中、大谷はベンチに向け左手を挙げて落ち着くよう伝え、一塁到達後はパドレスのベンチに歩み寄り、自ら話し合いに臨んだ。
そんな乱闘騒動から一夜明けたこの日、米メディアは大谷の前夜の振舞いをこぞって称賛。老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」は大谷を「緊張緩和の王様だ」とし「その瞬間、大谷が何を言ったのかはわからないが、トラブルが起こりそうなときに、トラブルがどちらに進んでも、彼があなたのコーナーにいてほしい男であることは明らかだ」とたたえた。
スポーツ専門メディア「クラッチ・ポインツ」は「大谷は両チームに純粋な品格で野球の試合に臨むための教訓を与えた。大谷がしたことは、彼が前に進み、野球に集中したいというメッセージを送ったことだった。MLBで最高の選手が一進一退の攻防を乗り越えようとするなら、おそらく他の選手も追随するだろう」とまるで神のように崇め「大谷のジェスチャーは両球団のライバル関係の力学を変えたかもしれない」と続けた。
一方、ドジャース専門サイト「ドジャース・ネーション」は試合後に大谷が自身のインスタグラムに死球の写真と愛犬・デコピンの2枚の写真をアップしたことに触れ「まるで木曜日の夜のナ・リーグ西地区のライバル同士の乱闘は、大谷のインスタグラムのストーリーによると、何も起こらなかったかのようだった。大谷を表現する方法はいくつかあるが、ドジャースの二刀流スターが、明らかに楽しむのが好きな一流の人物であることは、かつてないほど明らかになった」と、二刀流の人間性に改めて惚れ直した様子だった。












