F1レッドブルで来季からテスト兼リザーブドライバーに降格する角田裕毅(25)に、電撃人事が大逆風となる可能性が出てきた。
角田は正ドライバーとしての契約は今季限りで終了し、来季はテスト兼リザーブドライバーへの降格が決定した。来季はリザーブの立ち位置からチームの有事の際には緊急登板に備えつつ、2027年からF1ドライバーの座を取り戻すべく、水面下で移籍を模索することになる。
一方、角田に続いてレッドブルで衝撃の人事が発動。強化部門のトップとして長年チームを支えてきた重鎮ヘルムート・マルコ博士の電撃退団が発表されたのだ。マルコ博士を巡っては、角田に対して厳しい評価が続いたため、チームを去ることで今後の去就にプラスになるとの見方も出ている。しかし、実態は逆だと米メディア「エッセンシャリースポーツ」はズバリ指摘した。
「マルコの退任が重要視されるのは、彼がレッドブル体制内で角田を最も強力に推す存在だったからだ。F3、F2を経てアルファタウリ入りを急きょ実現させたのもマルコである」と角田はマルコ博士の庇護があったからこそレッドブルへの入団が実現したと強調。
そして「複数の関係者は『角田のレッドブル陣営内での地位は主にマルコの影響力で守られてきた』と指摘している」と角田がこれまでレッドブルで生き残れてきたのは、マルコ博士による庇護があったからこそだとの証言が複数飛び出しているという。
後ろ盾をなくした角田は、レッドブル内での立場が一層危うくなり、正ドライバーへの道は遠のくというわけだ。
「マルコ不在のジュニアプログラムは、ローラン・メキースとエンリコ・バルボの下で集団指導体制へと移行する」と同メディアは指摘。メキース代表はこれまで角田の最大の理解者とも目されてきたが、決して額面通りには受け取れないのが実情なのかもしれない。
「いずれにせよ、マルコの退任により角田がレースシートに復帰する道筋は、従来のルールとは異なるものとなる。まさにその点が、レッドブル内部における彼の将来がこれまで以上に予測不能になった理由である」と結論付けた。
マルコ博士の電撃解任が角田にとって大逆風となるならば、F1復帰のためには早い段階で移籍を模索していったほうがよさそうだが…。












