来年3月に開催されるWBCの日本代表予備登録メンバーに、ドジャース・佐々木朗希投手(24)が選ばれたと8日(日本時間9日)に報じられた。全米野球記者協会所属のフランシス・ロメロ記者が自身のXで伝えた。
侍ジャパンの大会連覇が期待される国際舞台には大谷翔平投手(31)がすでに出場を表明。井端監督にとって悩ましいメンバー選考の日々が続く中、同記者は「佐々木朗希がWBCの日本代表予備登録メンバーに選出された」と記し、関係者の話として「最終登録メンバー入りは問題ないとみられる」ともつづった。
メジャー移籍1年目となった今季の佐々木は右肩のインピンジメント症候群を発症。5月の故障離脱前までは先発として振るわなかったが、復帰した9月以降はチーム事情からリリーフに転向して一躍救世主となった。剛腕の招集が実現すれば、佐々木は2大会連続出場となる。
ただ、ワールドシリーズ(WS)3連覇を大目標に掲げるドジャース側にとっては、あまり喜ばしくない状況ともいえそうだ。来季の佐々木は先発に復帰する見込み。WBCでの大谷の起用法は不透明ながら出場は確実だ。さらにWS連覇の立役者となったエース・山本の出場可否も明らかにされていない。
米老舗誌「ON SI」(電子版)は佐々木の選出報道に対し、先発投手としての地位を確立している大谷と山本とは立場が異なると指摘。「2026年のドジャースでも同様の役割(リリーフ)を担う可能性がある。投球数や健康状態、ドジャースでの役割に関する懸念から、佐々木が自発的かどうかは別としてWBC出場を回避する可能性は十分ある」と報じた。
WBCの開催時期は来季開幕の約1か月前。出場するのであれば、調整もすべて前倒しする必要がある。同誌は「佐々木がロースター入りしたとしてもドジャースは春季キャンプの真っ最中に、主力若手投手の一人を最大2週間も欠く可能性を当然懸念するだろう」とした。
もちろん、球団側との間で調整法などのすり合わせをできれば「佐々木は問題なくWBCに出場できる可能性はある」と伝えたが…。代表とチームのどちらを最優先にするか、悩ましいところだ。












