緊張に負けなかった――。フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル2日目(5日、愛知・IGアリーナ)、女子ショートプログラム(SP)は千葉百音(木下グループ)が自己ベストの77・27点で首位発進を決めた。
第5滑走の坂本花織(シスメックス)がジャンプのミスもあって5位スタート。まさかの展開に会場の空気が張り詰めるも、千葉は己のパフォーマンスに集中した。冒頭の3回転フリップ―3回転トーループの連続ジャンプを着氷させると、最後まで安定した演技を披露。「結果とか点数とか速報値は見ずとも何となく空気感でわかってしまう。ここが踏ん張り時だなとひしひしと肌で感じて、肌で感じて、骨まで感じていた」と強い気持ちで乗り切った。
GPシリーズは2連勝を飾るも「フィンランド大会が終わって10日ぐらいしかない中で、知らず知らずのうちに結構追い込みすぎちゃってたりしてしんどい時もあった」と本音を吐露。2026年ミラノ・コルティナ五輪イヤーの戦いは心技体の負担が大きいが「まだ点数と感覚が一致していないところはあるけど、練習でやってきたことを信じてやり通せた」と頬を緩めた。
日頃の積み重ねを氷上で示すも、6日にはフリーを控えている。「この後の試合に向けてしっかり自信につなげていけるように」と力を込めた。













