フィギュアスケート女子の島田麻央(木下グループ)が新たな勲章を手にした。

 ジュニアグランプリ(GP)ファイナル2日目(5日、愛知・IGアリーナ)のフリーでは、冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷。2本目の4回転トーループは転倒したが、その後は大きなミスなくまとめた。144・68点をマークし、合計218・13点で史上初の4連覇を達成。「久しぶりにシーズンベストという言葉をフリーで聞けてうれしかった」と声を弾ませた。

 今季はケガだけでなく、ジャンプでも苦しむ場面もあったが、今大会は強い気持ちを持って挑んだ。「迷いがなく、4回転も失敗してしまったけど、思い切り跳べたので、今は後悔がない。そういうジャンプができてよかった」と手応えを口にした上で「やっぱり苦しいことが多かったけど、同じ分だけうれしいことがあると信じていた」と神妙に語った。

 来季からはシニアの舞台で戦う。この日は今季世界3位の得点となったが「まだまだ世界1、2位に日本人選手がいるので、そこの点数にもっと近づけるように頑張りたい。来年の国際大会でもこのような緊張感の中でもいい演技ができるようにしたい」と満足する様子はなし。シニアの先輩らと対戦する全日本選手権(19日開幕、東京)では、さらなる高みを目指す。