〝始まりの場所〟で好スタートだ。フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル初日(4日、愛知・IGアリーナ)、ペアのショートプログラム(SP)が行われ〝りくりゅう〟こと三浦璃来、木原龍一組(ともに木下グループ)が77・32点で首位に立った。
会場の所在地である愛知・名古屋市は、ペア結成時にトライアウトを実施した思い出の地。三浦が「本当に幸せ」と振り返るように、演技に素直な感情を込めた。サイド・バイ・サイドの3回転トーループなどでミスは出るも、自国ファンの前で2人ならではの魅力を十二分に発揮。木原は「もっとできる、もっと出したい思いはあるけど、こんなもんかな(笑い)」と頬を緩めた。
今大会に出場した6組全てがSPで70点台をマーク。2026年ミラノ・コルティナ五輪の前哨戦はいきなりハイレベルな戦いとなった。それでも、演技前は準備に追われたことで「気づいたら6分間練習が終わって(スケート)靴を脱いですぐ氷に戻っていた」と木原。雑念が入ることはなく、最後まで集中力を保ち続けた。
5日のフリーは3季ぶりの優勝が懸かった一戦となるが、かねて結果よりも自分たちに焦点を当ててきた。三浦が「練習通りにできるように頑張りたい」と言えば、木原も「自分たちがしてきたことをしっかり発揮したい」ときっぱり。いつものパフォーマンスの先に、金メダルが待っている。












