フィギュアスケート男子で2022年北京五輪銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が、ひと皮むけたパフォーマンスを見せつけた。
グランプリ(GP)ファイナル初日(4日、愛知・IGアリーナ)のショートプログラム(SP)では、4回転トーループ―3回転トーループの連続ジャンプを着氷させるなど、ノーミスの演技を披露し、108・77点で首位発進を決めた。北京五輪時に記録した108・12点を上回る自己ベストには「4年間自分の高い壁に阻まれて、自分の課題となっていた部分でもある。100%の出来ではなかったけど、自己ベストを更新できてうれしいというかは、まだ高いとこ目指せるんだという伸びしろを感じた。110点も夢ではないと思った」と笑みを浮かべた。
この日は「自分が一番輝いている」というマインドで氷上に立った。「自分は心がすごい揺れ動いてしまう性格なので、大胆にいくぐらいの方がちょうどいいんじゃないかなと。フィーリングとしては北京五輪のSPに近いものがあった」。ヘアセット時に「今日いい感じじゃん」とスイッチを入れたことで「自分らしくないのかもしれないけど、それぐらいの姿勢が自分にはすごく大事」と新たな学びを得た。
3位のイリア・マリニン(米国)とは14・72点差でフリーを迎える。優勝への期待は高まるが「自分のやるべきことに集中したい。結果は自分のパフォーマンスに応じて自然とついてくるもの」と平常心で戦い抜く構えだ。












