ワールドシリーズ2連覇を果たしたドジャースが、来季の「3連覇ロード」に向けて本格的な補強モードに突入しようとしている。
インド系の米メディア「スポーツキーダ」は、ドジャースが今オフに狙う3選手をクローズアップ。その中で、大物FA選手に交じって〝思わぬ名前〟が急浮上したことが話題を呼んでいる。
まず1人目は、リーグ最多の40セーブを挙げたパドレスの守護神ロベルト・スアレス投手(34)。今季は防御率2.97、WHIP0.97と安定感抜群で、ブルペンが不安定だったドジャースにとって「最適解のリリーフ」と評されている。先発復帰が濃厚とみられる佐々木朗希投手(24)に来季もクローザーを務める保証がない以上、後ろを固めるピースは必須だ。
そして2人目は、4億ドル級契約を狙うスーパースターのカイル・タッカー外野手(28=カブスFA)。ムーキー・ベッツ内野手(33)が遊撃へ正式コンバートしたことで、外野はテオスカー・ヘルナンデス外野手(33)を除けば実績者が不足しており、タッカー加入で再び「球界最強打線」が完成すると多くのメディアが指摘している。
しかしながらスアレスもタッカーも再三にわたって主要な米メディアが「ドジャースの獲得候補」と既報していることから、同記事で最も注目を集めているのは3人目。FA選手ではないが、ヤンキースのホセ・カバジェロ内野手(29)だ。
ユーティリティ性とスピードを兼ね備え、今季2球団合計126試合で49盗塁と機動力抜群。打率2割3分6厘と派手さはないものの、守備位置は二塁・三塁・遊撃・外野まで幅広くこなし、出塁能力も高い。特にミゲル・ロハス内野手(36)、キケ・ヘルナンデス内野手(34)が現状でFAとなっていることからも、カバジェロのような走攻守3タイプに優れた万能型はまさに理想の補強ポイントに合致する。
同メディアは「ドジャースが若返りと層の強化を同時に進めるなら、カバジェロは最有力候補の1人になる」と分析。すでにトレード候補として内部評価が高いとの情報もあり、予想外の〝掘り出し物補強〟が現実味を帯びてきた。ヤンキース側にもチーム正遊撃手をアンソニー・ボルピー内野手(24)ととらえ、カバジェロはあくまでもカバー要員としている感もあり、相手の商談に応じる可能性は十分にあるとみられている。
もちろんコディ・ベリンジャー外野手(30=ヤンキースFA)の再獲得案や、今オフ放出説が漂うタイガースのタリク・スクバル投手(29)との大型トレード案などうわさは尽きないが、機動力とユーティリティ性を持つカバジェロはスター軍団の中でひときわ「ドジャースらしい補強」と言える存在だろう。3連覇に挑むドジャースの動向は、今年もストーブリーグの中心になりそうだ。












