FA戦線におけるドジャースの動きが慌ただしくなってきた。今オフの補強ポイントは救援陣と外野手とされるドジャース。新守護神候補はメッツからFAになったエドウィン・ディアス投手(31)が最有力とされるが、ここに来て状況が変わりつつある。

 米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のドジャース番、アンディ・マカロー記者は27日(日本時間28日)、ドジャースはパドレスからFAになっているロベルト・スアレス投手(34)と契約すると予想。米メディアによればディアスは前回メッツと結んだ5年1億200万ドル(約159億円)規模の契約を望んでいるといわれ、一方、スアレスは4年6400万ドル(97億円)が推定契約金とされる。

 同記者は「2025年にタナー・スコットが大失敗に終わった後、ドジャースは本当にリリーフ投手と長期契約を結びたいのだろうか? ディアスはスコットよりもはるかに輝かしい経歴を持っている。しかし、スアレスも同様だ。そして、おそらくディアスよりも費用が安く、契約年数も短いだろう」と指摘した。

 ドジャース専門メディア「ドジャース・ネーション」もこの日、「ドジャースがフリーエージェントでパドレスのオールスターリリーフ投手と契約か」という記事を掲載。「ドジャースは常にそうであるように、彼らはあらゆる取引において最大限の価値を引き出すことを目標としている。スアレスを妥当な価格で獲得できれば、選択肢の一つとなるかもしれない。もし彼が2年超、年間1200万ドルから1500万ドルの契約を求めているのであれば、ロサンゼルスが同意するとは考えにくい」とスアレスが法外な金額を要求しない限り、ドジャースはスアレスを選択すると報じた。

 スアレスといえば、6月19日(同20日)のドジャース戦で大谷翔平投手(31)の右肩下部へ死球を与え、故意死球とみなされ退場、3試合の出場停止処分を受けた。ただ、大谷は25日(同26日)のオンライン会見で「もう昔のことなので全部忘れました」と語り、過去を水に流した。

 因縁のある両雄が同じユニホームを着るのか、見ものだ。