メッツ・千賀滉大投手(32)の去就がにわかに騒がしくなってきている。米スポーツサイト「アスレチック」が11日(日本時間12日)、「複数の球団からトレードの関心を集めている」「一部の球団は千賀を低価格で(獲得できる)魅力的なトレード候補とみている」と伝えた。
千賀は2023年にメッツと5年総額7500万ドル(約115億5000万円=当時)で契約し、1年目は29試合に先発して12勝7敗、防御率2・98、202奪三振と活躍。新人王の投票で2位、サイ・ヤング賞の投票でも7位に入った。だが、直近の2シーズンはたび重なる故障に悩まされ、最後はマイナー降格を受け入れて今季を終えた。
同サイトは「千賀をどう評価するのかは難しい」と指摘しつつも「先発投手市場と比較すると、彼の契約はリーズナブルと言える」と報道。というのも、千賀は2年間の契約期間を残すが、今オフから契約条項が大幅に変わり、トレードの可能性があるからだ。
その概要は「この冬(オフ)、完全なトレード拒否権から(特定の)10球団へのトレードをブロックできる限定的なトレード拒否権に変更された」というもの。メッツを除く他の29球団への移籍を完全に拒否する契約から、特定の19球団とは自由にトレード交渉できる形になったわけだ。
近年の故障禍はネックの一つとなりそうではあるが、同サイトは「(1年あたり1400万ドルの)総額2800万ドル、28年には(条件付き)球団オプション(1500万ドル)が付く」「潜在能力は高い」と評価している。各球団にとって投手は何人いても困らないだけに、千賀のもとにオファーが一斉に集まるかもしれない。













