ドジャースのキム・ヘソン内野手(27)が父親の債権者に謝罪した。債務者の父親は債権者の通称「高尺キム先生」が球場などで〝金返せデモ〟を続け、不当な利子を請求されていると訴えていたが、21日放送のSBSのテレビ番組内で電撃和解。12月中に5000万ウォン(約532万円)を返済することで完済との約束を交わした。

 これを受けてキム・ヘソンはインスタグラムで自らの不遜な態度を謝罪。「私が何も申し上げられなかった理由は静かに耐え続けることが真摯な反省の態度と考えていたからです。しかし、沈黙が責任を逃れようと受け取られる可能性があることに気づきました。あの日、空港で抗議活動をされていた方は私が高校時代から学校を訪れ、2018年からは球場や空港でプラカードや横断幕を掲げ、長時間にわたって抗議を続けてこられました。仲間やお客さんに申し訳ない気持ちでした」と綴った。

 過去に直接会って自分が父親の借金を弁済する提案をしたこともあるが、「選手からおカネをもらうのではなく、父親に状況を説明する」と断られたという。その後も抗議デモは続き、今月6日、キム・ヘソンが帰国して仁川空港で報道陣に囲まれていた際に横断幕を持ってまた乱入。キム・ヘソンはたまらず「あの人を止めてくれるなら話す」「言葉で言えよ、言葉で」などと悪態をつき、キム・ヘソンにも批判が集まっていた。これについても「当時の行動は言い訳ができず、引き続き後悔して反省しています。現場におられたキム先生、報道の方、見守ってくれたすべての方々にお詫びします」と謝罪した。

 父親は15年前に事業失敗でキム先生から1億2000万ウォン(約1267万円)の借金を負い、返済を続けてきた。しかし、キム先生の嫌がらせ抗議デモは球場などで続き、キム・ヘソンにも大きなストレスとなっていた。それが前日のテレビ番組で両者が電撃的に和解に達し、キム・ヘソンも空港での態度に素直に頭を下げた。