トランプ大統領(79)が21日、ニューヨーク市長選に当選したゾーラン・マムダニ氏(34)とホワイトハウスの執務室で会談中、「独裁者と呼んでもいい」と冗談めかして語った。米紙ニューヨーク・ポストが21日、報じた。

 民主党で民主社会主義的政策を掲げるマムダニ次期ニューヨーク市長は、トランプ氏と45分間の会談後、記者から「まだ大統領を独裁者と考えているか?」と問われた。

 マムダニ氏が「私はこれまで…」と答え始めると、トランプ氏が「大丈夫だ」と口を挟んだ。トランプ氏はマムダニ氏の腕を軽くたたいて、「『はい』と言えば済む話だ。説明するより簡単だ」と冗談を飛ばした。

 両者がここ数か月にわたり互いに痛烈な批判を続けていたことを考えると、なごやかなムードだった。

 また、マムダニ氏が、過去にトランプ氏を「独裁者」と呼んだことについて記者に尋ねられた際、トランプ氏は「私は独裁者なんて呼ばれたこと以上にひどい言われ方をしてきた。だからそこまで侮辱的だとは思わない」と話した。

 マムダニ氏は「トランプ大統領も私も、お互いの立場や見解については非常に明確です。そして、私が本当に感謝しているのは、会談が数多くある意見の相違点ではなく、ニューヨーク市民に奉仕するという共通の目的に焦点を当てたものだったことです」と述べた。