2026年北中米W杯北中米・カリブ海最終予選最終節(18日=日本時間19日)、人口わずか15万人のキュラソーはジャマイカに0―0で引き分け、史上初のW杯出場を決めた。

 オランダ領で南米ベネズエラから北のカリブ海に浮かぶ島国で面積は444平方キロメートル。これまでW杯に出場した国では、2018年ロシア大会に出場したアイスランドの人口40万人が最少。26年大会に向けてアフリカ予選を突破したカーボベルデが27万人で最少国になるとみられていた中で、この日に出場を決めたキュラソーが下回った。

 オランダ代表指揮官も務めたディック・アドフォカート監督(この試合は家族の事情で不在)が率いているチームで、現時点では来夏のW杯に出る最年長監督(78歳)となる見込みだ。

 さらにスペイン「マルカ」によると、今回の代表メンバーは全員がキュラソー出身ではなく、オランダ出身の選手らでチーム編成。唯一の出身でマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)にも所属したMFタヒス・チョン(シェフィールド・ユナイテッド)は体調不良で今回は不参加だった。

 同紙は「サッカー史上前例のない事態」と報じていたが、キュラソー代表DFアルマンド・オビスポ(PSVアイントホーフェン)は「誇りに思います。キュラソーにはたくさんの家族がいるので、W杯に出場できたことは大きな経験です」とコメントしたという。