米野球殿堂は17日(日本時間18日)に2026年度の殿堂入り候補者27人を発表。通算163勝のコール・ハメルズ氏(41)、通算352本塁打のライアン・ブラウン氏(42)、韓国選手で初となる通算218本塁打のチュ・シンス氏(43)ら12人が新たに名を連ねた。継続候補で400本塁打&300盗塁のカルロス・ベルトラン氏(48)、通算434本塁打で9度目の挑戦となるアンドリュー・ジョーンズ氏(48)が有力視されている。

 しかし、申し分のない実績を誇るアレックス・ロドリゲス氏(50)、マニー・ラミレス氏(53)に今回もチャンスはなさそうだ。A・ロッド氏は歴代5位の通算696本塁打、通算3115安打、MVP3回、オールスター14回とマリナーズ、ヤンキースなどスター街道を歩んできたビッグレジェンドだが、2014年に薬物規定違反で出場停止となっている。

 米メディア「ピンストライプ・アレー」は「5年目の投票期間に入ったが、支持率は低迷し、35%前後のドロ沼だ。ボンズやクレメンスといった薬物使用者と同様に彼に対しての世論は固まっている。残りの資格期間もその状態が続く」と見ている。現在は米FOXスポーツの解説者を務め、テレビでドキュメンタリーが放送されるなどイメージも回復してきたが、昨年が得票率34・8%にとどまり、5度目の挑戦も当選ラインの75%には遠く及ばない。

 通算555本塁打、オールスター12回、シルバースラッガー賞9回のラミレス氏も2009年と2011年に薬物違反で出場停止処分を科されている。有資格者ラストイヤーの10度目の挑戦となるが、こちらも35%前後になると見られ、薬物スキャンダルに阻まれ続けている。