環境省は17日、今年4~10月のクマによる全国の被害者数が計196人になったと発表。過去の同じ時期として最悪になっていることが分かった。
クマによる被害者が最も多かったのは秋田県の56人で、次いで岩手県の34人となっている。またクマ被害で亡くなった人は13人となり、こちらも過去最多となった。
埼玉県飯能市では同日午前6時20分ごろ、クマのような動物を目撃したとの通報があった。
飯能署によると体長は約1メートルで、美杉台通りを横切ったという。美杉台地区は住宅街で、先月からクマのような動物の目撃情報が相次いでいた。
飯能市役所鳥獣被害対策室の担当者によると「通報を受けた直後に警察官と職員で現地を確認し、現地でカモシカを発見しています。その近辺にはもともと、黒い毛のカモシカがすんでいます。黒いカモシカを誤認したものと判断しています」とクマではなかった。
全国でクマ被害が多発し、連日報道されていることも影響し住民もナーバスになっているようだ。「疑心暗鬼になった市民の方が黒い動物が動くとクマではないかということで通報される件数が増えています」と通報ラッシュになっている。
「(目撃情報の)9割以上はカモシカだと思っています。現場に行ってクマの足跡を探したり、毛が落ちていないかを調べる。クマの足跡は残りづらいのは確かですが、現状はひづめの跡が残っているのを確認しています。カモシカが通ったことで間違いないだろうと思っています」と説明した。
クマではなかったことはひと安心だが「(市の)75%は山林なのでクマはすんでいます。私たちは市民の安全を守らないといけないので情報が寄せられれば、夜でも休日でも現場に向かって確認します」とし、業務委託契約を結ぶ市の猟友会と警戒に当たっている。












