2日告示された東京・葛飾区議選(9日投開票)は定数40に65人が立候補する大混戦となっている。

 統一地方選の合間に行われる同区議選は毎回、多くの候補者が集まる人気選挙で、今回も4年前から5人の立候補は増えた。

 タレントやインフルエンサーが参戦し、今年もポスター掲示場は華やかだ。無所属で立候補した地元出身の歌手・山口かおる氏は、長嶋茂雄さんが名付け親で有名だ。ポスターには投資家の桐谷広人氏の顔写真とともに「私も応援しています」と寄せられている。

 女子プロレスラーの〝シン・広田さくら〟こと広田さくら氏は日本維新の会から立候補した。7月の参院選で愛知選挙区から同党公認で立候補して落選していたが、政界へ再チャレンジとなった。シングルマザーで、「子育てしやすい葛飾区」を掲げ、仲間のプロレスラーが応援に駆け付けている。

 奈良公園のシカ問題への取り組みで、奈良市議選に3位で当選したへずまりゅう氏の〝秘書〟も参戦している。無所属で立候補したまるよしたかふみ(丸吉孝文)氏はへずま氏の秘書を務め、活動をサポートしてきた。外国人の不法労働、不法滞在の予防や違法民泊の条例強化などを公約に掲げ、応援に駆け付けたへずま氏は「ビラのはけも良く、好感触です」と手ごたえを感じている。

 そのほかにも選挙常連の後藤輝樹氏は昨年の都知事選以来となる選挙戦で、4年前に続き同区議選に参戦している。初当選なるかが注目される。