元NBA選手でドジャースの共同オーナーのマジック・ジョンソン氏(66)が日本人3選手を祝福した。大谷翔平が投打の二刀流を発揮し、山本由伸はフル回転で連覇の立役者となり、佐々木朗希もクローザーとして復活を遂げた。

 連覇は3人の活躍なしに成し得ず、偉業を見届けたジョンソン氏は「3人の存在は野球にとって本当にいいことだし、山本がMVPを取って日本に持って帰れることが嬉しいね。野球は今、人気の絶頂にある。いつだって、さらに成長することを心掛けている。新しいファン、若者たちに見てもらいたいと思ってやっているけど、このシリーズで実際にそれが起きたと思うよ」とご満悦で話した。

 大谷については「もう何を語っていいのか分からないよ。私はベーブ・ルースは知らないけど、少なくとも自分が知っている中では最も素晴らしい選手だね。それはつまり、彼が史上最高だということだ」と絶賛。

 鉄腕ぶりを発揮してMVPを受賞した山本には「彼は誰より競争力があるね。ゲレロに打たれて三塁まで迫ってきても自信を持って投げ続けた。彼の能力に対する彼自身の信頼感。とにかくウチにいてくれてうれしい。昨日の試合で投げたのにブルペンから出て相手を抑えちゃうんだもんね」と舌を巻いた。

 ドジャース有利の前評判ながらブルージェイズ打線の前に劣勢の展開。先に王手をかけられたが、何とか敵地でタイに持ち込み、最終決戦で栄光をつかんだ。第3戦は延長18回、6時間39分の及ぶ長丁場。一喜一憂したジョンソン氏は「なんて素晴らしい野球だったんだろうね。18回まで行ったり、今日も11回か。素晴らしい夜だったよ。席で何度もイスから転げ落ちた。気持ちが上がったり下がったり、3点取られた時はうわーっと落ち込んで、観客の声もすごいし。でもウチが追いついていく度に可能性が見えた」と大感激。

 続けて「ロバーツ監督を称えるべきだよ。彼はロハスを入れる判断をして実際に守備とホームランで見せ、パヘスも入ってすぐにあのキャッチを見せた。これは監督による素晴らしい試合でもあった。だからデーブも殿堂入りすべきだよ」と選手起用がハマった指揮官の手腕に拍手を送っていた。