ドジャースで韓国期待のキム・ヘソン内野手(金慧成=26)が、ワールドシリーズ優勝の喜びをかみしめた。ポストシーズンから出場機会に恵まれず、WSも延長18回の総力戦ですら出番なし。迎えた最終の第7戦、延長11回に勝ち越すと、その裏についに名前がコールされた。ロハスに代わって二塁手として登場。守備機会こそなかったが、優勝の瞬間は歓喜の輪に加わって飛び跳ねた。

 ルーキーイヤーで経験した世界一。キム・ヘソンは「ベンチに座ってみていた方が緊張していたと思う。プレーは緊張はなかった。とても面白く、楽しかった」と韓国メディア「MKスポーツ」に語った。

 走攻守そろったユーティリティーとして期待されたが、シーズンから出場機会が少なく、71試合で打率2割8分、3本塁打、17打点、13盗塁にとどまった。もっぱら控え要員として準備し、ベンチからのサポートに徹した。常に前を向き、ポストシーズンも最後までロースターに残った。

「本当に素晴らしかった。同じ野球選手として心から尊敬する。すごいという言葉しか出てこない。なぜ世界最高のチームなのかを実感した」と仲間を称え「非常に意義深い1年でした。第1目標は達成できた。来年は再来年、その先のことのためにさらに頑張らないといけない。チームに貢献できる選手になりたい。そのためには何をすべきかを考えて進まないといけない」と力を込めた。

 さらにファンに対して「私が出ていなくても、熱心に試合を見てくれてありがとう。僕も試合に出るつもりで一生懸命に準備してきた。ファンの応援を力に変え、耐え抜くことができました」と感謝の言葉を並べている。