ドジャースのキム・ヘソン内野手(金慧成=26)がワールドシリーズ制覇に向けて臨戦態勢を整えている。ユーティリティーとしてポストシーズンのロースターに残っているが、出場はフィリーズ戦の代走での1試合だけ。打席と守備機会は訪れないままチームのWS進出が決まった。

 ベンチで明るく振る舞い、いつ出番が来てもいいように準備を怠ることはない。大谷翔平や山本由伸と抱擁して喜びを分かち合い、シャンパンファイトでも大いにはしゃいでいたが…。その胸中を韓国メディア「MKスポーツ」に「WSで少しでも貢献できるようしっかり準備しなければならない。チームが勝って僕の役割がなかったかもしれないが、野球は多くの変化があるものだ。起用された時にいいプレーを見せたい」と明かしている。

 決してクサることのない〝鬼のメンタル〟に「SPOTVニュース」も「出場ゼロなのにキム・ヘソンはチームのことしか考えないバカなのか。試合に出場したくない選手はいない。こんな舞台ならなおさらだ。彼はKBOでプレーした主戦であり、秋の舞台も当然グラウンドだった。選手が首脳陣の決定に不満を感じたり、表情が硬くなることもあるが、キム・ヘソンはまったくそんな気配がない。むしろベンチで拍手をし、徹底的に準備をしている」と感心している。

 シャンパンパンファイトでは「ハッピー、ベリーグッド!」と最高の笑顔だった。同メディアは「この経験は今すぐでなくても今後の野球人生の大きな助けになるだろう。WS連覇に役立つ場面を作れば来年にもいい影響を与えることができる」と期待を込めて伝えている。