ノルディックスキー複合男子で五輪3大会連続メダリストの渡部暁斗(37=北野建設)が、来年のミラノ・コルティナ五輪での〝有終の美〟を誓った。
今季限りの現役引退を表明している渡部は31日、都内で開催された全日本スキー連盟の創立100周年記念式典に出席。多くのスキー関係者が見守る中で「先日、記者会見を行い、今季限りでの引退を発表しました。引退を決めたのは春だったけど、それを心に決めてから1日、1日を大切に、高い意欲と集中力を持ってトレーニングを積むことができた。今はシーズンインが楽しみです」と笑顔で語った。
五輪は過去5大会に出場し、通算4個のメダルを獲得。6度目の出場を目指すミラノ・コルティナ大会を前に「初めて出た五輪もイタリアのトリノ。初めてW杯を優勝した場所が、今回の五輪の舞台となるヴァル・ディ・フィエンメで、最後の五輪もイタリアで迎える。イタリアに縁があると思うし、不思議なめぐり合わせだと思う」と明かす。
その上で「全盛期を過ぎて、ただ散っていくだけだと思われるかもしれないけど、そんなつもりは一切ない。最後イタリアで季節外れの満開の桜を咲かせて、それが一気に散っていく桜吹雪を皆さんに見てもらって、終われるように。そんなことを心に描きながらシーズンを迎えたい。最後の桜に金メダルが添えられれば、本当に最高だと思う」と〝渡部節〟で頂点取りを誓った。












