高市政権は連立相手の日本維新の会に足をすくわれる!? 維新の藤田文武共同代表がしんぶん赤旗日曜版に政治とカネの問題を報じられ、波紋を呼んでいる。
赤旗日曜版(11月2日号)は29日配信の電子版で、「スクープ 維新・藤田共同代表 重大疑惑 公設秘書側に公金二千万円『身を切る』どころか身内へ税金還流」と題し、藤田氏の公設秘書の会社にビラ印刷代を支出していたことを報じた。
藤田氏は30日、Xで赤旗記者からの質問状や名刺を公開した上で、「専門家にも相談の上で適法に行っているもの」と回答すると同時に「一般的なビジネス現場を無視した論理構成による悪質な印象操作」「赤旗は公平性を重視するような報道機関では無く、共産党のプロパガンダ紙だと認識している。回答を全く反映しない記事を確認し、公平性が皆無だとよくよく認識しました」と批判した。
共産の田村智子委員長は「きちんとした説明がなされるべきもの。さらなる報道もするようですので、こうご期待」と話し、維新 vs 共産の展開になるかと思われたが、「赤旗は藤田氏側の会社の利益関係に関する資料をなんとか入手してほしい」と赤旗側のアシストに出たのが維新創設者の橋下徹氏だ。
かねて馬場伸幸前代表や藤田氏ら維新の国会議員団の飲み食い政治を批判し、エリを正すように求めてきた因縁がある。Xで藤田氏の反論記事を引用し、「こういう金の動きを堂々と正当化するのが今の維新国会議員団。これがまずいというセンサーが働かない。逆にこのような金の動きを徹底的に改めてきたのが維新の大阪改革」「適法・違法が問題なのではない。『外形的公正性』の問題」と藤田氏を教育できる人材が維新内にいないことを嘆き、「維新は自民党と同化するのか」と苦言を呈した。
維新議員にスキャンダルが出るのは連立相手の自民党内でも懸念の声が出ていた。
「維新の石井章参院議員が秘書給与詐欺疑惑で先月議員辞職し、これまでも維新の国会議員、首長、地方議員のスキャンダルは枚挙にいとまがありません。メディアからの追及も、自民党よりこれまで緩かった維新に向けられる。維新と閣外連立となったのは結果的に良かったかもしれないが、重大なスキャンダルが出た場合、連立相手として適格なのかが議論になってくるでしょう」(永田町関係者)
維新と連立解消となれば、高市政権は政権や国会での主導権を失うことになる。各世論調査で70%前後の高い支持率でスタートを切ったが、維新に引きずり降ろされる事態もありそうだ。












